ASDFの使用
asdfのインストールは前回の記事参照
asdfはプラグインを追加することで様々な言語をバージョン管理することが可能である
プラグインのインストール
プラグインのリストの取得
以下のコマンドにてasdfで管理出来る言語やフレームワーク、ツールが確認できる
pythonやrustの他、Flutterやyoutube-dlなんかも管理が可能である。
asdf plugin list all
プラグインのインストール
asdf plugin add [プラグイン名]
コピペ用によく使う言語のpluginインストールコマンド
asdf plugin add nodejs
asdf plugin add python
asdf plugin add dotnet
言語の指定バージョンのインストールとグローバルでの有効化
インストールできる言語バージョンの表示
asdf list all [プラグイン名]
実行するとインストール可能なバージョンが一覧で出る
指定言語の指定バージョンのインストール
asdf install [プラグイン名] [バージョン名]
インストールするバージョンに困ったら、最新のLTS版をインストールするべきである。
コピペ用にnodejs,Python,dotnetのLTS版インストールコマンドを示す。
asdf install nodejs 20.11.1
asdf install python 3.11.8
asdf install dotnet 8.0.203
注記
Pythonのインストールがコケたら
PythonのインストールではPython自体をビルドするためのライブラリをインストールする必要がある
sudo apt update
sudo apt install build-essential
sudo apt install libreadline-dev libncursesw5-dev libssl-dev libsqlite3-dev libgdbm-dev libbz2-dev liblzma-dev zlib1g-dev uuid-dev libffi-dev libdb-dev
グローバルでの有効化
asdfはフォルダごとに使うバージョンを指定できるが、全フォルダでデフォルトで使用するバージョンを指定することができる
基本的にLTS(長期サポート版)のバージョンにて使用することをお勧めする
asdf global [プラグイン名] [バージョン名]
特定フォルダでの有効化
以下のコマンドで特定フォルダ以下にてバージョンを指定することができる
asdf local [プラグイン名] [バージョン名]
asdf local
コマンドを実 行すると実行したディレクトリに.tool-versions
ファイルが生成される
.tool-versions
ファイルがあるフォルダにてasdf install
をすることで指定されているバージョンがインストールされる
これにより複数人開発にて、複数の言語を使ったプロジェクトを進めている際に言語やツールのバージョン差異による不具合に悩まされなくなる